ryota21silvaの技術ブログ

Funna(ふんな)の技術ブログ

これまで学んだ技術の備忘録。未来の自分が救われることを信じて

【現代語訳】スタートアップの情報収集のすヽめ

スタートアップの情報どこにあるねん


スタートアップってリリースされている記事とかが少ないので、面白い企業を探したくても見つからないことがよくあるんですよね。

そこで「どんなメディアを使ってスタートアップを探せばいいの?」という方向けに、私がオススメするスタートアップ特化型メディア・サービスを紹介していこうと思います。
(※どんな観点でスタートアップを探すべきか?は読者の目的によって異なると思うので説明しません。その点ご了承ください)

1. STARTUP DB


startup-db.com

10,000社以上のスタートアップ・ベンチャー企業のデータと、企業家・投資家のインタビューが掲載されています。企業の登録数は圧倒的ですね。
老舗?企業、メガベンチャーとか何でも掲載されてる感じもしますが、創業1ヶ月のスタートアップの企業情報も掲載されてます。すごい。

「業界のカテゴリー」で企業を検索できます。

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「資金調達額」「従業員数」「設立年数」「サブカテゴリー」などで、詳細検索もできます。

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検索結果として、ビャビャーっと企業一覧が表示されます。

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プレスリリース、資金調達の最新情報も一覧で見れます。

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2. Startup Times


startuptimes.jp

個人的にコレが一番好きです。
スタートアップのインタビュー記事が掲載されているサイトです。とにかくスタートアップに特化してます。リリースしたばかりのサービスが取り上げられている印象です。ワクワクします。

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3. BRIDGE


thebridge.jp

「起業家と投資家を繋ぐ」テクノロジー&スタートアップ関連の話題をお届けするブログメディア。
スタートアップの資金調達、業務提携とかのニュースがよく掲載されている。

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4. TechCrunch


jp.techcrunch.com

定番のヤツ。

業界別のカオスマップも見れて便利です。EdTech、飲食インフラ、キャッシュレス、副業系サービスなどなど興味のある業界のマップを探してみましょう。

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「TechCrunch Tokyo」「Startup Battle」というイベントもあるようです。設立3年未満のスタートアップがビジネスアイデアを持ち寄ってピッチを繰り広げるイベントで、「こんなアツい会社あるんやすげええぇぇ」ってなります。

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5. CoralCapital


coralcap.co

こちらも有名ですね。
VCである株式会社Coral Capitalがスタートアップにまつわる情報を発信してくれています。

たとえば、「Coral Insights」の記事は日本のスタートアップ市場に関する記事や、VCはどのような観点をもとにスタートアップに出資しているのかといった話など、勉強になるものが多いです。

ベンチャー企業とスタートアップは何が違うのか? | Coral Capital

私が日本のスタートアップ投資の魅力を海外に伝えるときに話すこと | Coral Capital

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「Coral Careers」には、スタートアップキャリアイベント「Startup Aquarium」などスタートアップの転職イベントの情報が配信されてたりします。
他にもCoral Capitalの投資先スタートアップの開発環境を一覧化したマップが掲載されていたり、面白いサービスが色々あります。

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6. YOUTRUST


youtrust.jp

「転職市場に出てきづらい優秀な人材を採用できるキャリアSNS」を謳っているサービスです。
従来の転職サービスとは異なりSNSとして利用される側面を持っており、転職者や採用担当者などの呟きがタイムラインに流れているので、そこから興味を持った方に連絡を取ることができるカジュアルなイメージの強い転職サービスです。

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転職活動として利用することもできますし、企業一覧ページ には色々な企業が掲載されているので、これを見るだけでも企業探しに使えると思います。 個人的には今時の「イケてそう」なスタートアップが多いイメージです。

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7. ウメキワークス


note.com

ウメキワークスとは、個人投資家でもある梅木雄平さんが発信しているスタートアップの資金調達情報やIPO分析などの月額マガジンのことで、成長性のある選りすぐりのスタートアップの情報が多数掲載されています。
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ただし情報の質が高い分月額3,000円の購読料がかかってしまうので「ずっと課金し続けるのは厳しい、、」という方もいらっしゃると思いますし、はたまた「そんないっぱい記事見る余裕無いわ」という方もいらっしゃると思います。

そんな方におすすめのウメキワークスでの情報収拾法は、「3,000円の購読料を一度だけ支払って、スタートアップ転職おすすめ企業50選【20XX年版】高野氏監修付き(1.5万字)」だけを読むという方法です。

この「スタートアップ転職おすすめ企業50選【20XX年版】高野氏監修付き(1.5万字)」は、数あるスタートアップの中から転職におすすめの企業を50社掲載した記事となっており、以下のようなポイントから企業を選定しています。

  1. スタートアップ転職の成功≒転職先スタートアップの成功と仮定し、IPO確度がある程度高そうな企業を中心に選定
  2. とはいえレイターステージはあまり旨みがないため、シリーズA,Bを中心に選定。レイターとアーリーも含まれますが、中心はシリーズA,B
  3. 2020年度版と被りすぎても情報価値がないので、昨年と同じ企業は50社中9社に抑えた。言い換えると、その9社は2年連続の選定のため、本誌では強くオススメ
  4. ポジションはビジネスサイドメインの記載だが、エンジニアはどこでも募集していると思われるため、ピックアップしたシリーズA以降のスタートアップであればエンジニアにとっては高い確率で勝ち馬に乗りやすいと想定。同様に、コーポレート部門も大抵募集がある
  5. オススメの読み方は、見出しにあるEC/メディアなどの項目をクリックし、セクターごとのおすすめ企業とポジション一覧をまず見て、興味ある企業について読んでいく。表の赤いセルは2020年選出企業、紫のセルは高野氏オススメ企業です。

    (スタートアップ転職おすすめ企業50選【2021年版】での企業選定ポイント)

本来こちらは1記事で10,000円/の料金設定となっていますが、ウメキワークスの購読料3,000円を支払えば無料で読むことができるので、1ヶ月だけ課金をすれば優良スタートアップ50社の情報を一気に収拾できるというワケです。

時短術!! feedlyを使って複数メディアの記事を一括確認する


ここまで色々なメディア・サービスを紹介してきましたが、これだけのサイトを全部調べるのは面倒臭いですよね。

そこでオススメなのがfeedlyというサービスです。

feedly.com

feedly」とは、登録したホームページやWebメディアの情報を効率よく収集できる非常に便利なサービスです。
例えば、上記の複数メディアをfeedlyの「Start up」タグに登録しておけば、各メディアのページにアクセスすることなく、下記のように一覧化された記事から気になるものを探して読むことができます。

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feedlyの使い方は、以下の記事を見れば事足りるかと思います。

ferret-plus.com

こんなところで終わりたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。